第10話「トマエ火山のモンスター」

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イナーシーの一角に、嵐の絶えない場所がある。

???「またしても、失敗してしまったか」
ラミア「うっ・・・ぐず・・・申し訳ありませぇん・・・
あいつら・・・あいつら・・・あたしを裸にしてあんなゴウモン(くすぐり百連発)をするなんて・・・ひっく」
???「ふむ。まぁ敵もさるものだ。そう簡単には済ませてくれぬ。
しかし、サルーインちゃんを滅ぼし、なおかつ四天王の介入を匂わせることで、
人間寮とモンスター寮のバランスを崩すという作戦がこのような結果になるとはな・・・
あのミルザという男、あなどれん。」

そして謎の人物は立ち上がると、塔の頂上から、荒れ狂う海を見下ろして呟きました。

???「しかし、お前は少々調子に乗りすぎたな。ミルザよ。
辺境のリガウ寮にて、その下らない人生に幕を下ろすのだな。ぬっはははは・・・」

嵐の絶えない場所。そこについて知る者は少ない。
なぜならそこは、魔の島なのだから。



デスちゃん「――という訳だったのだ。なんとかサルーインちゃんも助かった。全く、危ういところだった。」
優雅に川を下る、少し大きめな船の上でデスちゃんが紅茶を飲んでいます。
白骨死体のように白く美しい肌と、大量出血のように赤く美しい唇のデスちゃんが
川の上でお紅茶なんて。とてもファッソナブルで絵になるシーンです。

・・・ここが三途の川でなければ。
なんか川に浮いてるし。全体的にもやかかってるし。火の玉だって飛んじゃってます。まさに秘境。

???「・・・しかし困ったものだ。生徒会長選挙が近づくにつれ、何と言うか、ますます激化してはいないか?
余り派手にやられると、我の部下が巻き添えで被害をこうむりかねない。
ほどほどに、な。」
デスちゃんの向かいに座る人物が、同じく紅茶を一口。
ただこの紅茶は、沸点を余裕で突破しているのか、ゴボゴボと音をたてています。
デスちゃん「おぬしはまだ中立を決め込むのか。おぬしが協力してくれると、とてもこちらは助かるのだが・・・」

その対面に座る男は、
全身から燃え盛る炎のオーラをまとい、竜の骨のような装飾をあしらった服をきておりました。
彼こそ、モンスター4寮長が一人、フレイムタイラント君です。

タイラント君「済まないが、デスちゃんの頼みであれ、それはできない相談だ。
――我々はもう、道具にはなりたくはないのだ。」
デスちゃん「ふん。そう言うだろうとは思っていた。まぁ気にするな。こちらはなんとかしていくさ。
もう一杯飲むか?」
気づくと、タイラント君の紅茶は恐ろしい速さで気化しておりました。
デスちゃんは耐熱手袋をはめ、タイラント君用のポットを取り出しました。

タイラント君「それにしても、その人間・・・ミルザと言ったか。
人間にしては大した男だ。」
デスちゃん「珍しいな。久々に下界に興味が湧いたか?」
タイラント君「そうだな。もし奴が我の所に来たならば、相応のもてなしをしたいものだ。」
そう言って、タイラント君は沸騰した紅茶を再び口にしました。



ここはメルビル、巨大図書館。
今日も赤貧奨学生のミルザ君は真面目に勉学にいそしんでおりました。
隣ではオイゲン君が本の山を前にゲンナリとしております。
オイゲンくん「なぁミルザ、ちょっと息抜きにでも行かないか?」
ミルザくん「だめだよオイゲン!レポートの期日はもうそこまで来てるんだから!
ただでさえ最近忙しくって、あんまり時間とれなかったのに・・・ぶつぶつ」
オイゲンくん「ちょっとだけちょっとだけ!な!こんな本ばっかの所にいたら息がつまっちまうよ」

ぱさっ

ミルザくん「ん?」
と、ミルザくんの目の前に、どこからともなく1冊の古文書が落ちてきました。
辺りを見回しますが、落とし主らしき人の影は見当たりません。
ミルザくんは不思議に思いつつ、その古文書に目を通してみました。
・・・・・・・
ミルザくん「えーーーーーーーっ!!??あjklsjrぇじゃlkt!!」
突如アヒャったミルザくんに、オイゲンくんをはじめ図書館中の人間の注目が集まります。
ミルザくん「おっ!おいげん!おいげん!おっぱい!おいげん!こっ、これ!これみろこれ!!」
オイゲンくん「だーーーっ!落ち着けミルザ!!」
図書館職員「お引き取りください」
図書館のドアが開くやいなや、二人は蹴り出されてしまいました。



オイゲンくん「いってぇ・・・み〜る〜ざああああ!テメー何やってんだこの」
ミルザくん「この本に糸石のありかが!!!」
と、オイゲンくんの目の前にミルザくんが古文書をひろげました。そこにはこうあります。

『火のルビーのありか:糸石の一つ、火のルビーは、リガウ寮のトマエ火山に隠されている』

オイゲンくん「これは・・・確かにありそうな話ではあるなぁ。」
ミルザくん「ね!信憑性高いでしょ!紙質もかなり古いっぽいしさ!
リガウ寮ならこっから船一本だし!行こう!すぐ行こう!」
オイゲンくん「いや、レポートは・・・」
ミルザくん「そんなもの!愛の前にはちっぽけな問題さ!ペンと紙では愛の方程式は解けないのだ!!」
オイゲンくんは偏頭痛を感じながらも、こうなったらもう止められないと半ば諦めておりました。



と、物陰から一人の視線が。
ワイルちゃん「またまたメルビルで見かけたから何かと思えば・・・
これはチャンスです!!あぁでも他の皆に連絡するヒマは無さそうですね・・・
仕方ありません。ここは私が一人でいくしかありませんね。
そうすれば、サルーインちゃんからますます信頼を・・・うふふふふ
・・・それにしても、トマエ火山に糸石が?
それならデスちゃんが気づいていてもおかしくなさそうなものですが・・・。」

「ミ〜ル〜ザ〜さんっ」
ミルザくんとオイゲンくんが振り向くと、そこにはワイルちゃんが。
ミルザくん「あ、君はサルーインちゃんの・・・」
ワイルちゃん「お二人とも、これからどちらに行かれるんですか?」
ミルザくん「えっと、これからリガウ寮の方にちょっと。」
ワイルちゃん「丁度良いです!私も一緒に行ってもいいですか?」
オイゲンくん「うん?君も何か用事が?」
ワイルちゃん「あ、私は、えーと・・・薬草。そう!草原に薬草採取に行こうと思ってたんです!」
ミルザくん「そっか。なら一緒に行こう!旅の道連れは多い方が楽しいしね!」
ワイルちゃん「はい!(相変わらず単純ですねこの人は・・・)」



マルディアス学園の外れ、リガウ寮。そしてその玄関口と言える場所、ジェルトンです。
ここは他の寮とは海を隔てて離れており、余り他とは相容れない、独自の文化を歩む寮です。
ミルザくん「うわーー!でっかい火山だなぁ」
桟橋に降り立つと、遠く向こうに、頂から煙をふきだしている赤々とした山が見えます。
リガウ寮の象徴、トマエ火山。
ミルザくん「よし。じゃあ早速火山に行こう!」
オイゲンくん「しかしなぁ。あの山かなーりキツそうだぜ。俺はちょっと遠慮しようかなぁ。」
ミルザくん「えっ!ひどいやオイゲン!ここまで来てそりゃないよ!!」
ワイルちゃん「(確かトマエ火山は、フレイムタイラントくんの支配するモンスター寮でもあったような・・・
下手に刺激するのも得策ではないですね。さてどうしたものか・・・)」

「もっ!!モンスターだああああああああ!!!!」

突如ジェルトンの入り口の方から叫び声があがりました!
「とっ、トマエ火山からモンスターがあああ!!!」

反射的に3人が声の方向を振り向きます。
入り口にて、小太りの男が半狂乱になって叫び声をあげていました。
そして、その男を乗り越えるようにして、大量のモンスターがジェルトンになだれ込んできます。
突然のモンスターの乱入に、町は絶叫と混乱の大パニックになりました。
ミルザくん「くっ!!」
オイゲンくん「なんだこいつら!!」
ミルザくんとオイゲンくんが剣を抜き、モンスターに向かっていきました。
ワイルちゃん「(え?え?どうなってるの?モンスタークラブの活動連絡は聞いてないし・・・
・・・トマエ火山、まさかタイラントくんの奴が?)」
ミルザくん「危ない!!」
ワイルちゃんの背後から、モンスターが唸りをあげて走ってきます。
ワイルちゃん「邪魔です。」
ワイルちゃんは後ろをろくに見もせずにウインドカッターを放ち、モンスターがはるか上にぶっとばされていきます。
ひゅうっ、とオイゲンくんが口笛を吹きます
ミルザくん「すごいや!!」
と、ワイルちゃんが走り出そうとしました。
オイゲンくん「おい!どこに行くつもりだ?」

ワイルちゃん「トマエ火山です!トマエ火山はモンスター4寮長の一人、フレイムタイラントくんの住処でもあるんです!

こいつらが火山から来たのだとしたら!」
ミルザくんとオイゲンくんは顔を見合わせました。そして。
ミルザくん「ワイルちゃん、ここを頼む。トマエ火山には僕が行く!!」
ワイルちゃん「えっ?いや、行くなら私が・・・」
ミルザくん「いや駄目だ!女の子にそんな危険は任せられない!僕が行く!
オイゲン!ワイルちゃん!お願いだ!しばらく2人で持ちこたえてくれ!」
ワイルちゃん「あ、いや・・・(いや、そんな危険じゃないし。てゆーか、ばっくれて糸石探しのチャンスが・・・)」
オイゲンくん「ミルザ!」
ミルザくん「?」
オイゲンくん「・・・死ぬなよ」
ミルザくん「君達もね。オイゲン!ワイルちゃん!」
ミルザくんはモンスターの攻撃をかわしながら、一路火山へと駆け出していきました。
オイゲンくん「俺は騎士団寮所属、オイゲン!行くぞ!!」」
ワイルちゃん「(うわーん!もうなんでこうなるんですかぁ〜〜〜〜!)」



ミルザくんは走り続けました。草原の恐竜をかわし、火山のモンスターを避け、
灼熱の空気の中を、溶岩を飛び越えて、一度も休むことなく走り続けました。
そしてついに、最奥部にたどり着いたのです。
ミルザくん「はぁ、はぁ、はぁ・・・ここが、寮長室・・・?」

???「人間が、このトマエ火山の奥深くまでたどり着くとは。
よほどの勇者か、狂人だな。」
突然の声がしたのと、強烈な存在感・・・闘気のようなものをミルザくんが感じたのは、ほぼ同時でした。
ミルザくんの視線の先に、火がゆらめいています。それが徐々に集まり、炎と化し、火柱を成して――――
―――――中から、炎のオーラをまとった男が現れました。片手に巨大な両手斧『君主の大斧』を担いでいます。
???「勇者ならば、相応のもてなしをせねばなるまい。」
ミルザくん「きみは・・?」

???「我が名はフレイムタイラント。このトマエ火山寮に隠れ住むものだ。」

その名前を聞くやいなや、ミルザくんはタイラントくんに切りかかりました。
近づくにつれ、タイラントくんからのプレッシャーが、まるで質量を帯びているかのようにミルザくんを包みます。
歯を食いしばり、タイラントくんの闘気を破るべく、気合を入れて切りかかりました。
しかし・・・ミルザくんがレフトハンドソードを振り下ろす直前、
ミルザくんは炎の盾にぶちあたり、弾き飛ばされてしまいました。
タイラントくん「問答無用か。やはり狂人であったか。」
ミルザくん「・・・隠れ住むだと?ならばなぜジェルトンを襲わせる!」
タイラントくん「待て、どういう事だ。・・・ふむ。なるほど。
だがこのトマエ火山には、我の支配する火山寮のモンスターと、そうではないモンスターがいる。
襲っているのは、我の管轄外のものだろう。」
それを聞いて、ミルザくんはへたりこんでしまいました。
ミルザくん「そんなぁ・・・じゃあどうやってモンスターを止めたら・・・
オイゲンが・・・ワイルちゃんが・・・」
タイラントくん「・・・やはり貴様は勇者だったようだ。
わかった。ジェルトンを襲っている者達はなんとかしよう。
我の指示だと誤解されては、余計な軋轢を生むしな。」
そう言うと、タイラントくんは歩き出しました。ミルザくんが慌てて後を追おうとしましたが、
膝から崩れ落ちてしまいました。
タイラントくん「無理はするな。人間の身でここまで来たのだ。相当消耗しているはずだ。」
そう言うと、タイラント君が手をかざしました。暖かな炎が、緩やかにミルザくんを包みます。
タイラントくん「生命の炎だ。しばらく休めば回復する。
友人が心配だろう。我は先に行く。回復したら近道を通って来い。
通路の使用を許可する。
――そういえば、まだ名前を聞いていなかったな。」
ミルザくん「騎士団寮の、ミルザだ。」
タイラントくん「そうか、貴様が・・・。」そう言うと、タイラントくんは出口へと歩いていきました。



ジェルトンの町では狂騒が続いておりました。
オイゲンくんとワイルちゃんが背中合わせで戦っています。
その二人を囲むように、じわじわとモンスターの包囲が迫っておりました。
ワイルちゃん「(そろそろヤバいですね・・・どうやって逃げようかしら)」

タイラントくん「待て、モンスターども。」

モンスターの動きがぴたっと止まりました。モンスター達が明らかに落ち着きを失っているのが見てわかります。
ジェルトンの入り口に、一人の男が立っていました。
ワイルちゃん「あ!タイラントくん!!なんでこんなことを!!」
動きが止まったモンスターをさっ、とすり抜けて、ワイルちゃんが詰め寄りました。
タイラントくん「我は全く指示を出していない。我は生徒会選挙にも興味もないし、加担するつもりもない。
それに、このような無法をするつもりもない。」
そう、空気を振るわせるような声で主張しました。そして走りよってきたワイルちゃんに向かって小声で、
タイラントくん「貴様の狂言ではないのか?」と問い掛けました。
ワイルちゃん「冗談言わないで下さい!こっちだって訳がわからないんですからっ!!」
確かに、ワイルちゃんが戦いで負った傷は、狂言などとは無縁だと物語っています。
オイゲンくん「ミルザは!ミルザをどうした!?」
タイラントくん「奴は今休ませてある。大した人間だ。貴様は良い友を持ったな。」
オイゲンくんの顔が安堵にほころびました。

タイラントくん「と、するとだ。これを先導した何者かがいるはずだ。
我の配下以外のモンスターをただ寄せ集めただけでは、こう計画的にはいくまい。」
そしてタイラントくんは辺りを見回し・・・
タイラントくん「貴様か。」
突如タイラントくんが走りながら左手をかざしました。
左手から放たれた炎が細いムチとなり、桟橋からこっそり船に逃げようとしていた人間に巻きつきました。
最初に「モンスターが来た!」と騒いだ小太りの男です。
炎が巻きつき、黒い煙をあげます。と、もがく男の様子がかわりました。
男が焼け焦げた皮膚をかなぐり捨てるように脱ぎ、ピンク色の肌の醜悪な怪物が中から現れたのです!
バルバロイ「おっ、おのれぇ!まさかタイラント、貴様が出てくるとは・・・」
タイラントくん「見ない顔だな。貴様、どういうつもりだ?」
バルバロイ「くっそおおお!・・・いや、いくら4寮長といえど、この人数にはかなうまい!
おいお前ら囲め!タイラントをぶちのめして、リガウ寮を支配するチャンスだぞ!!」
すると、とまどっていたモンスターが下卑た笑いを浮かべて、桟橋の側、海岸に集まってきました。
タイラントくんは哀れみと諦観の混じった目で辺りを見回しました。

タイラントくん「やれやれ。結局こうなる始末か。仕様が無いな。降りかかる火の粉は――


――――払わねばなるまい。」


ミルザくんが草原を必死に爆走していました。
ミルザくん「あーもう休みすぎちゃったよ!みんな無事かな?」
と、向こうから、砂煙をあげて何かが爆走してきました。
ミルザくん「・・・うわっ」
それは、ジェルトンを襲っていたモンスター達でした。
皆一様に恐怖を顔にはりつけ、本能の従うままに、逃げ帰っていきました。



ミルザくん「オイゲン!ワイルちゃん!無事だったかい!?」
ミルザくんがジェルトンに着いたときには、すでに町は平静を取り戻していました。
二人とも怪我の治療を済ませたところです。
ワイルちゃん「おかえりなさいミルザさん!火山の奥まで無事にたどりつけたんですねっ!」
オイゲンくん「ようミルザ。なんとか生き残れたぜ。助かったよ。ありがとうな。」
ミルザくん「よかった!二人とも無事で本当によかったよ!
タイラントくんの説得がきいたんだね!!もうタイラントくんは帰っちゃったのかな?」
それを聞いて、オイゲンくんがちょっと言葉につまった後、こう告げました。
オイゲンくん「説得よりも、もっと判りやすい方法さ。ほら、見てみろ」
ミルザくんは、オイゲンくんに連れられて海岸まで来て、息を飲みました。

桟橋や岩は木っ端微塵に吹き飛び、大地がえぐれ、そこかしこから黒い煙がくすぶっていました。
まるで局地的に戦争でもしたのか、もしくは爆弾を落としたかのように、
凶暴な破壊の爪あとが、ただそこには残されておりました。

オイゲンくん「見た目は人間っぽいが。確信したよ。ありゃあ、間違いなく・・・化けモンだ。」
オイゲンくんが青い顔をして語る言葉を聞きながら、オイゲンくんは目の前の光景に、ただ黙るしかありませんでした。



「おかえりなさいませ。フレイムタイラント様。いかがでしたか?」
タイラントくん「ぬるい。ぬるすぎる。あれでは火の粉にすらならぬな。」
そしてタイラントくんは、先ほど、疲労の極みでありながら鬼気迫る勢いで切りかかったミルザくんを思い出しました。
タイラントくん「たしかに大した男だ。奴とは、また会う日が来よう。
――――剣を並べるのか、それとも突きつけるのかは判らぬが、な。」



ワイルちゃん「ミルザさん、そもそもリガウ寮には何しに?」
ミルザくん「ふふん、これを図書館で見つけたのさ!!」
ミルザくんはワイルちゃんに古文書を見せました。しかしワイルちゃんは絶句し、苦みばしった顔で告げました。
ワイルちゃん「ミルザさん・・・これ、真っ赤なニセモノですよ・・・」
ミルザくん「ええええええっ!?そんな!ばかな!!紙だって古代のっぽいよ!!」
ワイルちゃん「それが問題なんですよ。いいですか。これが古代の紙に書かれたものならば
・・・なんで私たちが使ってる言葉で書いてあるんですか?」
ミルザくん「・・・あ。」
ワイルちゃん「それにこれ、筆ペンで書いてありますよ。ほら。」
オイゲンくん「あーーっ!にじんでる!!
コラ・・・ミルザ・・・完全に徒労じゃねーか!!レポートどうするんだよーーーー!!」
ミルザくん「は、ははは・・・はーーーーーーーーーーーーーーん!!(涙)」

彼らの試練は、まだまだ続く。


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