幕間劇「教えて!アディリス先生!」

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BGM(情熱の瞳、魅惑の舞)

ずばん!
――クールさを演出する白シャツ!
どばん!
――お尻のラインがピッチリわかる、セクシーな黒いタイトスカート!
ばばん!
――それをつけることがデキる女の証!お約束のメガネ!!

どどーん!!
アディリスちゃん「は〜〜いみなさんこんばんはー♪
四天王唯一の女の子にして、陰のヒロイン候補アディリスちゃんですよ〜
いよいよ名前が明らかになった謎の魔導師!そしてナイトハルト君の不気味な影!
よりいっそうの決意を胸にしたミルザの、そして選挙の行方はいったいこの先どうなるのか!!!
・・・気になるところではありますが、それはそれ。今後に期待するとして。
今日は幕間を使って、アディリス先生として、課・外・授・業をしたいと思いま〜〜す♪
そしてカモン助手2人!!」

タイニィくん「・・・助手って我々のことか?」
水竜くん「・・・そのつもりらしいぞ。奴だけは。」

アディリスちゃん「やかましい!!
・・・コホン。では今日は、我々4天王の『属性』におけるお話を。
有名すぎて多分皆さん知ってるとは思うけど、ネタが無いのでカンベンしてね(はぁと)」

水竜くん「なんでもいいが、あまぐもの腕輪そろそろ返してくれ」
タイニィくん「あれ、タイラントはまだ療養中か?」

アディリスちゃん「ふふふ・・・くっくっく・・・」
水竜&タイニィ「?」
アディリスちゃん「あんな奴呼ぶかーーー!!ちくしょーーーーー!!!あーっはっはっはっは!!(BGM:涙をふいて)」
水竜&タイニィ「おわっ!」
アディリスちゃん「あたしはこのシリーズでようやっと出られたのよ!それも他の3人と1セット扱いでさーー!!
なのにあいつは!!1話まるまるメインみたいな扱いだったし!一番最初に擬人化されたし!!
戦闘シーンも豊富だし!妙に人格者みたいな書き方されてるし!差別よ差別!!謝罪と賠s(略」
タイニィくん「単なる嫉妬か・・・」
水竜くん「それより腕輪・・・」
アディリスちゃん「シャラップ!!まぁ今回あいつは散々な目にあったけどね。
ざまぁ無い・・・いえいえ、しばし療養に専念してもらうためにも、以後あいつは放置!!
んで、本当ならあたしだけでやりたかったんだけどね。あんた達も先に出演してるしさー。
でも、擬人化されたのはあたしと同時期だからね。だから超ーーー大目に見て助手にしてあげたのよ。ほれほれ。」
タイニィくん「石化させるか?」
水竜くん「その後海に流してウコムの所に送るか・・・」
アディリスちゃん「では、授業の舞台へ!!」

<属性における、相克と相生について>
タイニィくん「相克というのは聞いたことあるが、相生は初耳だな」
アディリスちゃん「『相克』というのは、その名のとおり『相手に克(か)つ』という属性上の力関係のことね。
この言葉が本来使われる陰陽五行説では、勝ち負けの関係は一方通行なんだけど、
このマルディアス学園では、各2属性がそれぞれ互いに相克関係をなすのよ。」
水竜くん「水と火、風と土のような関係だな。それぞれの属性が、互いにとって弱点になる。」
タイニィくん「では『相生』というものは?」
アディリスちゃん「はい、相生というのも、これまた字の通り『相手を生かす』という属性上の力関係のことね。
つまり、ある属性にとってパワーアップさせるような働きかけをするものなの。
これも一方通行な関係なんだけど、陰陽五行に従うなら、こういう流れになるわ。
風は火を生かし、火は土を生かし、土は水を生かし、水は風を生かす。
風が吹くことで火は勢いを増し、燃やされたものは土に戻り土を肥えさせ、
土から染み流れる水が川をなし、海からは風が吹く訳よ。」
水竜くん「ちなみに補足をすると、陰陽五行では本来、水と火の間に来るのは木なんだが、
タイニィの司る風は、木気のグループに属するので、一応あってはいるはずだ。多少こじつけだがな。」

タイニィくん「なるほど、不思議なものだな。興味深かった。・・・しかし何故こんな話を?」
アディリスちゃん「いい所に気づきました助手一号。はいここ注目!!
『火は土を生かす!』どうよ!キタヨコレ!!」
タイニィくん「?」
水竜くん「・・・なんとなく読めてきたな・・・」
アディリスちゃん「つまーり!!あの朴念仁のモードである火は!!我がモードの土に対して尽くす関係にあるのよ!!
タイラントの奴は私に尽くさないといけないの!属性レベルでのお約束なのよオーッホッホッホ!」
水竜&タイニィ「・・・論理が飛躍しているな」「詭弁のガイドラインにありそうな話だ・・・」
アディリスちゃん「さぁてと。さんざん目立ったし。んじゃそろそろ帰ろうかな。」
タイニィくん「!!、アディリスちょっとまて!お前の頭にあるそれは!」
水竜くん「かっ、火神防御輪じゃないか!!お前まさか無断で持ってきたのか!!」
アディリスちゃん「だってタイニィくんが靴かしてくれないんだもーん。
まぁいいじゃなーい。だって、火は土に尽くさなきゃならないんだもんね〜〜〜」
タイニィ&水竜「あ。」

ちゅどーん

タイラントくん「あの敗北を踏まえて編み出した新技『火神縮退撃』の心地はどうだアディリス?」
アディリスちゃん「ええ・・・五大陸に響き渡るわ・・・ぐふっ」
タイニィくん「(火神防御輪は物理防御はたいしたことないからなー)」
水竜くん「おお。大分復活したようだなタイラント」
アディリスちゃん「へ、へん!もう締めに入るところよ!残念でした!んべー。」
タイラントくん「そんなことはどうでも良いのだが。貴様らこのような事をしていて良いのか?」
水竜&タイニィ&アディ「?」
タイラントくん「我と相克関係にある水のアクアマリンは無事にミルザの手に渡ったが。
貴様らと相克関係にある火、土、風の糸石は所在からして判っていないのだぞ。
明日は我が身かもしれぬではないか。」

・・・・・・・

タイニィくん「・・・くちばし技に磨きをかけるか・・・」
水竜くん「・・・今日のデートはキャンセルだな・・・」
アディリスちゃん「あ、ちょ、おま、待ちなさいよ〜助手ズ!!私も帰るーー!!」
タイニィ&水竜「誰が助手だ!!」「腕輪返せ!!」

タイラントくん「――――やれやれ。」


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