幕間劇「エリスのお仕事 wolf girl meet cat」

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いつのまにか『それ』はそこにいました。
いつからここにいたんだろう?
自分は今生まれたのだろうか?
それとも自分という存在を認識できるだけの知能が今この瞬間に備わったのだろうか?
そこまで考えて『それ』は思考を打ち切りました。
一つだけ理解できたことがあったからです。
???「腹が・・・減ったわね・・・」



――迷いの森――

そこで彼女は悩んでいました。
エリスちゃん「うう〜〜これじゃ今月は多くて後2回しか・・」
シリルくん「どうしたの〜?」
エリスちゃん「生活費が足らなくて・・お肉があんまり買えそうにないの」
我ながら食べ物のことで・・・とは思うが、私にとっては深刻な問題なのだ。
シリルくん「森には木の実や果物がいっぱいあるじゃ・・」
エリスちゃん「嫌。駄目。無理。拒否。
私は狼なのよ?主食はお肉。それ以外は副菜。この食物バランスが崩れたら狼じゃなくなるの」
狼としての矜持もだが、それ以上に肉を食べたいという欲求を自分では抑えきれないのだ。
シリルくん「森には動物もいるよ?」
エリスちゃん「森の動物を獲って来たらシリルすごく悲しむじゃない。
シリルのそんな顔は見たくないの」
シリルくん「うう、エリスちゃんは優しいな〜。僕は幸せだよ〜」
エリスちゃん「何を言っているのシリルほど優しくて、私を幸せにしてくれている植物(ひと)はいないわ!」
はたから見ればバカップルの会話そのものだが、かまうものか。どうせ止める人はいない。

それはさておき私達の生活が困窮している理由はついこの間の件が関係している。
傷ついたシリルを助けるためにエロールちゃんの下で働いていたのだ。
・・・色々あったが無事仕事を終え、シリルも元気になった。
しかし、あの女はシリルの治療費と称して大金を請求してきたのだ。
それでは私の働きはなんだったのか、と問い詰めたいが
いいように言いくるめられるのが目に見えているし、余計な被害を受ける可能性が高い。
犬にでもかまれたと思って諦めることにした。
ただその犬が壊滅的に凶暴で、破滅的に狡猾で、おまけに狂犬病だっただけだ。
・・・ちょっと泣きそうになった。
とにかく切り詰めれば後二週間はもつはずだ。シリルはまだ病み上がりだ。今は側にいてあげたい。
出稼ぎに行くのはその後だ。
その時、部屋に一匹の熊が入ってきた。いつも平和そうな顔をしているブラウだ。
ブラウはテーブルの上に積んであるドングリを食べようとしていた。
その手に何かが引っかかった。残り少ない蓄えが入った袋だ。
エリスちゃん「あ」
ブラウは引っかかった袋をはずそうと大きく腕を振り――袋は飛んでいった。
その先には、大きく、そして澄んだ、しかし深い池が口を開けており、

ボチャン!!

エリスちゃん「・・・・・」
事は緊急を要する。



――ブルエーレ寮パブ

酒を飲みに来るもの、仲間を探しに来るもの、仕事を探しに来るもの、ここを訪れるものは様々だ。
エリスちゃん「配達、護衛、警備・・ん〜どれもいまいちね」
私は仕事を探しに森から出ていた。
誤解の無いように言っておくが、森での生活でお金を使うのは私だけだ。
シリルは基本的に水と土と日の光と空気があれば生きていけるため、お金を必要としないのだ。
だから出稼ぎは私のため。自分の食い扶持は自分で稼ぐのが当然だ。
断じてシリルがヒモというわけではない。
エリスちゃん「ねぇ、マスター。もうすこし報酬のいい仕事ない?」
マスター「あるにはあるが・・・お前さん腕は?」
エリスちゃん「弓と体術。特に弓なら落とせない物はないわ」
マスターは少し考えるそぶりをした後、一枚の羊皮紙を取り出しました。
マスター「ならこれをやってみな。詳しい話は現地で聞いてくれ」

『魔物を退治してください
近頃付近で正体不明の魔物が暴れています。何人もの生徒が帰ってきません。
彼らの安否を確かめてくれたら600ジュエル、
魔物を倒してくれたら更に600ジュエル支払います。
フロンティア自治組合』

エリスちゃん「フロンティア・・か」



――フロンティア

フロンティアはその名の通り開拓地であり、まだまだ未開の地が多く残る地域です。
学園でも開拓精神溢れる一部の生徒しか赴かない僻地であり、学園の生徒以外の現地人も住んでいるといいます。
そのフロンティアにおける拠点とも言うべき『ウエストエンド』のパブにエリスちゃんはいました。
エリスちゃん「あの、依頼を受けてきたんですが」
マスター「ああ、ブルエーレからの連絡は受けているよ。じゃあ依頼人に話を・・」

???「お待ちください」

声に振り向くとそこには艶やかな黒長髪を持ち、凛々しい顔立ちの美女と、
変な猫がいた。
???「どういうことです?私も依頼を受けてきたんですが?」
マスター「お前さん名前は?それと依頼を受けた場所は?」
アグネスちゃん「私の名前はアグネス。北エスタミルで依頼を受けました」
マスター「アグネス?・・お前さんひょっとして聖杯騎士の?」
アグネスちゃん「そう呼ぶ人もいるようです」
彼女はそっけなく、しかしどこか誇らしげに答えた。
マスター「う〜ん、どうやらお前さんたちはほぼ同時に依頼を受けたみたいだな。
悪いが当事者同士で話をしてくれ」
ダブルブッキングか。運が悪いな。
嘆息した私にアグネスが話し掛けてきた。
アグネスちゃん「私はアグネスと申すものです。貴女のお名前を教えていただけますか?」
エリスちゃん「・・・エ、エリスです」
あまりに丁寧な物腰に一瞬呆けてしまった。
アグネスちゃん「そうですか、ではエリスさん。
単刀直入に申し上げます。この仕事から降りていただけませんか?」
場に緊迫した空気が流れた。
エリスちゃん「それは出来ません。生活がかかってますので」
アグネスちゃん「この仕事は私が察するに『ヴァンパイア』が絡んでいます」
エリスちゃん「ヴァンパイアってあの伝説の?」



――ヴァンパイア
人間の生き血を啜る化け物。人の何倍もの腕力と、自らの体を変態させる力を持つ。
また、血を吸った者、または自らの血を飲ませた者を下僕とする力を持つとも言われている。



アグネスちゃん「ええ、危険な相手です。私に任せていただけませんか?」
確かにその方が安全ではあるが・・・ここまでの旅費を考えると引くわけにはいかない。
エリスちゃん「お心使いはありがたいのですが、ご心配なく。こう見えて腕には自信がありますので。
あなたも手を引く気がないようですし、ここは共同戦線を張りませんか?報酬は山分けで」
アグネスちゃん「そうですか・・・わかりました。共に戦いましょう!
それから普通に話していただいて構いませんよ」
エリスちゃん「あはは、丁寧語は苦手だったの。気が楽になったわ。あなたは?」
アグネスちゃん「私はこれが地ですので」
ようやく場の空気が弛緩した気がした。
変な猫「話はまとまったみたいだな」
エリスちゃん「うわ、変な猫がしゃべった!」
アグネスちゃん「彼は『アムルアムト』我が主アムト様の使い魔なのです」
苦笑しつつアグネスが説明した。
アムルアムト「誰が変な猫だ!好き好んでこんな格好をしているわけではない!
主の趣味だ!
昔はもっとシンプルかつ美しい姿だtt」
エリスちゃん「言いにくい名前ね、アムロって呼んで良いかしら?」
アムルアルト「俺の話を聞け!というか『ロ』はどこからきた!」
エリスちゃん「じゃあ、アルでいい?」
アル「・・・もうそれでいい」

依頼人の話を聞くとやはりこの依頼はヴァンパイアが絡んでいると見て間違いないようだ。
事件は開拓中の、『ヤシ』と呼ばれている地区で起きたそうだ。
私達は各自準備を整えるため一旦解散することにした。

エリスちゃん「ヴァンパイアか・・・やってみる価値はありそうね」
私は鍛冶屋に向かった。
鍛冶屋の親父「これを?勿体ねぇな。そのまま使えよ」
エリスちゃん「使い勝手が悪いのよ。とにかくお願い。料金はフロンティア自治組合にまわしといて」
後は私達次第ね・・・



――夕方、ヤシ地区――

アグネスちゃん「情報では日没後との事でしたが・・・」
アル「ああ、もう気配を感じるな」
エリスちゃん「結構な数がいるみたいだけど・・これって人間の匂いに似てない?」
アル「相手はヴァンパイアだ。つまりはそういうことだろう」
そして日が沈んだ。
物陰や建物の中からヴァンパイアの下僕と成り果てた土気色の顔の生徒達が溢れ出てきた。
エリスちゃん「アル!武器使ってもいいのかな?」
近づいてきた下僕を回し蹴りで吹き飛ばしつつ聞く。
アル「いや、操られているだけの可能性もある、それはまずい」
使えるのは拳と術のみか。仕方ない!
私は『ベルセルク』で身体機能を向上させ、溜め込んだ気を放出した。
エリスちゃん「錬気掌!」
周囲の下僕達に気の塊を叩きつけた。下僕達は軒並み吹き飛んだ。
しかし、すぐに起き上がり向かってくる。
アル「頑丈だな」
エリスちゃん「感想より対処法が欲しいんだけど・・・」
そのとき後方で輝かしい光が溢れた。
アル「あれは・・・アグネスの聖杯か!」
聖なる光を浴びた下僕達はいっせいに倒れ伏した。
顔色も、良くはないが人間らしさを取り戻している。
アル「よし、いくぞ!」
エリスちゃん「アグネスの援護に?」
アル「いや・・蜥蜴の頭を潰しに、だ」



俺達はヤシ地区から瘴気を追って走った。そしてその先の小高い丘の上にそいつはいた。
ヴァンパイア「こんばんは。いい夜ね」
血のように紅い唇を歪めてそいつは嗤った。
ヴァンパイア「こんないい夜に私の下に訪れる理由はなにかしら?
私に跪き永遠の命を手に入れるため?」
アル「ほざけ!貴様のような下衆に隷属する生に何の価値がある!」
こんな奴の奴隷として生きるなど死に勝る苦痛だ。
ヴァンパイア「それでは私を滅ぼすためかしら?
でもあなた達にそんな権利はあるの?あなた達だって自分が生きるために他の生き物を殺すでしょう?
私は血を啜ることでしか生きられない。だから生きるために血を啜る。
あなた達に私の命を否定するk」

ぞぶ!

ヴァンパイア「ぞぶ?」
奴の腹に矢が突き立っていた。

ぞぶ!ぞぶ!ぶしゅ!びす!どす!

目に、足に、腕に、胸元に、脚に、

がつ!

眉間に突き刺さった。
アル「エリス・・・」
傍らでエリスが一心不乱に矢を放っていた。頭上になにやら怪しげな物が浮いている。
ハリネズミとなったヴァンパイアの体が傾いだ、が持ち直す。
エリスちゃん「・・チッ、生きてる」
ヴァンパイア「あんたね!人の話の途中で何てことするのよ!
っていうかあんた私の話聞いてなかったの?少しは躊躇ったり迷いを見せたりしなさいよ!」
ハリネズミになったまま、喚きたてる姿は中々にシュールな図だ。
エリスちゃん「あなたは自分が生きるために血を啜る。
私は明日の糧を得るためあなたを滅ぼす。単純な話じゃない?」
ヴァンパイア「クッ!無粋な!」
エリスちゃん「無粋かな?」
アル「いや、シンプルで完成された考え方だと思うぞ」
ヴァンパイア「・・?この匂い、小娘!あんた人狼ね?
ハッどおりで話が通じないわけね、薄汚い獣共があいてじゃあねぇ!」
エリスちゃん「あなた・・・その言葉は高くつくわよ?」
アル「同感だ。俺達を侮辱した代償を貴様の穢れた血で贖わせてやる。
俺の爪と」
エリスちゃん「私の牙でね!」

言葉と共に俺達は奴の左右から挟撃を仕掛ける。
しかし奴は下半身を醜い獣に変態させると、すばやく飛びのいた。
ヴァンパイア「オ〜〜ホッホ、狼は我が血族の僕、すぐに貴女も加えてあげるわ!」
エリスちゃん「うるさい!隷属した狼は狼じゃない!ただの狗だ!」
電撃を纏った矢を放ちつつ、エリスが叫ぶ。奴は悠々避ける、
その隙に俺が雷幻術を打つ。
ヴァンパイア「クックック、やるじゃない!ではこれはどうかしら!」
今度は体を無数の蝙蝠に変え、圧倒的な密度で突進して来る。
クソッ!かわすスペースがない!
ビットを展開して防げるだけ防いだが、いくらかもらってしまった。
ヴァンパイア『今度はお嬢ちゃんの番よ』
しまった、エリスにはかわす手段がない!
エリスちゃん「ウォォォォォンン!」
エリスが咆哮すると蝙蝠どもは軌道を逸らし地面に叩きつけられていく。
アル「『ハウリングヘブン』か!エリス!蝙蝠を潰せ!奴の力を削ぐんだ!」
即座にエリスは雨のように矢を降らせ蝙蝠どもを射抜き、
俺も『コズミックタイド』で地面にのたくる蝙蝠どもを焼き払う。
ヴァンパイア「調子に乗るんじゃねぇ!下等生物がぁぁ!」
口汚く罵った奴は体を黒い霧に変え、俺達を取り巻く。
そして更に毒蛇に姿を変え締め付けてきた。
アル「グッ!」
骨が軋む音が聞こえた。
ヴァンパイア「俺に奥の手まで使わせやがって・・・ゴミが!
何故すぐに絞め殺さねぇかわかるか?俺の気がすまねぇからだ!
貴様達はその毒蛇で体を少しずつ喰っていってやる。ただで死ねると思うなよ?」
苦痛に耐えつつエリスに目を向ける。その目にはまだ力がある。
『撃って』そう聞こえたような気がした俺は展開していたビットを一斉射する。
ヴァンパイア「ぐぁ!!しつけえんだよ、ゴミがぁ!」
奴の気が逸れた刹那、エリスは狼の姿になり、戒めから逃れた。
服から銀の短刀を取り出し投射、奴の胸元に突き刺さる。
そのまま奴の胸元に生えた柄を咥え、一気に引き裂いた。
ヴァンパイア「ぐわぁぁぁ!こんな傷くらい!!
・・・なぜだ?何故血がとまらねぇんだ!・・・力が・・・」
エリスちゃん「銀の牙の味、いかがかしら?
最後に一つだけ教えてあげる。獲物を前に舌なめずりは二流の証よ」
ヴァンパイア「く・・・・・そ・・・・・」
奴は動かなくなった。



エリスちゃん「アルーーー、服持って来てーーー」
岩陰からエリスが叫ぶ。狼になっていられる時間がすぎたようだ。
アル「お前、俺が人間の体に欲情するとでも思っているのか?」
エリスちゃん「気分の問題よ」
やれやれ。俺は布切れを咥える。
エリスちゃん「ちょっ、下着咥えないでよ!」
アル「・・・手で持って来いっていうのか?」
俺は四足歩行だ。
エリスちゃん「ご、ごめん」
アル「ほれ」
岩陰から衣擦れの音が聞こえる。・・・ようやく着替え終わったようだ。
アル「ところでこいつだが・・・」
俺は顔で足元のヴァンパイアを指す。
アル「まだ生きている」
エリスちゃん「うわ、しつこい。不死者って言うのも伊達じゃないわね。
どうするの?」
アル「それが問題だ」
???「ご心配にはおよびません」
エリスちゃん「アグネス。そっちは終わったの?」
アグネスちゃん「ええ、彼らは元々人間ですから。
あなた達には見せ場を奪われてしまいましたし、最後くらいは私に任せてください」
アグネスは部下に棺を持ってこさせた。
アグネスちゃん「この中を聖水で満たし、ヴァンパイアを封じておけば余程のことがない限りは大丈夫でしょう」
アル「念のために、この先にある洞穴の奥に封印しておいた方がいいだろう」
そしてこの事件は解決を迎えた。



――ウエストエンド――

自治会長「ありがとうございます!あなた方のおかげで一人も犠牲者を出すことなく済みました!
お礼として報酬に色をつけさせてもらいます!」
そういって400ジュエル追加してくれた。
エリスちゃん「やった!」
思わず声に出てしまう。1600ジュエルの三等分で一人頭約533ジュエル。
食卓に常に肉を並べることが出来る!
だが私の前に置かれたのは50ジュエルのみ。
エリスちゃん「・・・なんで?」
自治会長「八等分ですから」
エリスちゃん「後五人って誰?」
アグネスちゃん「私の部下達です。
彼らも棺を準備したり、気絶した生徒を運んだりと骨を折ってくれました」
そういわれると文句も言えない。
エリスちゃん「い、いやでも150ジュエルほど足らないんだけど!?」
自治会長「シルバーレイピア及びその加工代として、です。
報酬は経費込みですからその分を引かせていただきました」
はっはっはっと快活に笑う。
私は膝から崩れ落ちた。
あれだけ頑張って雀の涙・・・・。
無常感に打ち震える私の前にアルが袋を置く。
エリスちゃん「情けならいらないわ」
喉から手が出るほど欲しいけど。
アル「俺は好奇心が強いんだ。
エリス、お前といると退屈しないで済みそうだ。
だからお前のところに厄介になろうと思っている。こいつはその居候代だ」
エリスちゃん「ええと、気持ちは嬉しいけど私には心に決めた人が・・」
アル「阿呆。冒険に連れて行け、と言っているだけだ」
うわ、恥ずかしい。顔の温度が上昇するのがわかる。
エリスちゃん「そ、そういうことなら喜んで。よろしくね、アル」
アル「ああ、よろしく頼む」
私はアルの前肢と握手を交わした。
アル「アグネス、そういうことだから主に言っておいてくれ」
アグネスちゃん「あなたはアムト様の使い魔なのですよ?」
嘆息交じりに告げる。
アル「だが主なら許してくれるだろう?」
アグネスちゃん「・・・わかりました。伝えておきます」
苦笑を浮かべつつも彼女はそういった。
――そして私に仲間が出来た。



――迷いの森――

ここにきてもう十日になる。
俺が毎日やっている事は寝ること、食べること、
そしてエリス達のバカップルぶりを眺めていることだけだ。
別にそれが嫌なわけではないが・・・飽きた。
エリスに冒険に行こうと促したが、乗り気でない。
まぁ当然か。狼は腹が減ってもいないのに狩りをしたりはしない。
俺の目の前には袋が置いてある。あの時の稼ぎだ。
アル「・・・・退屈・・・だな・・・・」

ボチャン!!


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